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R屋根考2

R屋根のコストダウン回避についてだが、
簡単な話「特殊な材料を使わない」ということにつきる。
当社ホームページのギャラリーをごらんいただければ分かるが、
かなりきついR屋根も作ってきた。
しかし、それらの建物には、構造材として特注のものが使用されており、
構造にかなりの予算が使われていた。
今回は、下の画像が屋根の構造部分を書いた図面の一部であるが、
タルキや母屋については特殊な材料を使用していない。
タルキは1.5寸×2.0寸の米松だし、母屋も3.0寸角のものである。
束の高さをミリ単位で指定して、母屋の高さでRを描いている。
R屋根構造図
(画像をクリックすると拡大されます。)
半径25m程度のRであるなら、1.5寸×2.0寸の一般的なタルキを
曲げることで実現可能なのである。
ただ、この方法でR屋根を作ると、どうしても軒先がRにならない。
実際にやったことのある人ならお分かりでだと思う。
また、この程度のR屋根はたまに街中でも見かけるが、どうしても軒先が
「伸びてしまった」様な印象をうけ、綺麗なR屋根とはいえないと思う。
昨日のブログでも「悩んでいる」と書いたが、コスト面だけでなく、
この「軒先の伸び」をどう解消するかでも、実は悩んでいた。
予算は既にギリギリ、でも、見た目を犠牲にするわけにもいかない….
そろそろプレカット屋に対しても最終決定を下さなければならない….
得てして、こういう良い意味でのプレッシャーから色々とアイデアが生まれるもので、
コストアップにすることなく、また軒先まで綺麗なRにすることが出来ました。
その秘密は….また次回に。